アーメイ、武道館でライブ 「夢かなった」 華語歌手として史上4人目／台湾

（台北中央社）人気歌手アーメイ（張恵妹）は2、3両日、東京都の日本武道館でワールドツアー「aMEI ASMR WORLD TOUR CONCERT」の日本公演を行った。武道館は夢に描いていたライブ会場だというアーメイは公演中、「ついに夢がかなった」と語った。

武道館で公演を行った華語（中国語）圏の歌手やバンドとして、香港を拠点とする歌手フェイ・ウォン（王菲）や台湾の歌手ジェイ・チョウ（周杰倫）、台湾のロックバンド「メイデイ」（五月天）に続き、史上4組目になった。所属レーベルによれば、アーメイは昨年8月の音楽イベント「サマーソニック」に出演した後、「なぜ私はずっと武道館で歌う機会がないのか」とマネージャーに聞いていたという。

ライブに熱狂した聴衆らが飛び跳ねることで、振動が発生することでも知られるアーメイ。過去には近隣からの苦情により、台北市の台北アリーナでの公演時に「飛び跳ね禁止」の案内をし、話題を呼んだ。今回はアーメイ側が日本の主催者に対し、特に注意することはあるか事前に確認。「どんなに飛び跳ねても、どんなにハイテンションになっても大丈夫」との返答があったという。ライブ当日、武道館は熱狂的な雰囲気に包まれた。