東部・花蓮県卓渓郷の果樹園に3日までに、台湾固有種のタイワンツキノワグマが侵入した果樹園で犬に追いかけられたためか、木の上に逃げていく様子を果樹園のオーナーが撮影した。
卓渓郷はタイワンツキノワグマが頻繁に出没する地域。周辺の木々からその爪痕や排泄物などがよく発見される他、果樹園や鶏舎への侵入も確認されたことがあるという。
果樹園のオーナーによれば、クマに侵入された当日、飼い犬が吠え続けていることから、木の上にクマがいるのに気づいた。オーナーが犬を呼び戻すと、その隙を見てクマは一目散に逃げ去っていった。
「多分、犬に追われたから、木の上に逃げたのではないか」とオーナーはみている。