中部・南投県草屯鎮の北投小学校では長年、政府が推進する食農教育の一環として、葉の色が異なる稲で絵を描く田んぼアートの活動を行っている。今年は8月上旬に田植えを実施。今月20日には除草作業があり、地球の上で本を読むパンダの姿がはっきりと現れた。
除草作業には児童や教師合わせて約250人が参加。田んぼに入り、稲の成長具合を確認しながらオモダカやコナギといった雑草を除草した。児童からは「この草、こんなにかわいいのに本当に抜かないといけないの」といった声も聞こえた。
同校によれば田んぼアートは稲の成長によって少しずつぼやけてくるため、除草直後が最も鮮明に美しく見えるタイミング。活動を初めて11年目の今年は、色を4色に増やしたという。