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日華懇、総統就任式典への訪問団派遣を協議 台日米議員の戦略対話開催に意欲/台湾

2024/01/23 13:25
日華懇の臨時総会で総統選で当選した頼清徳副総統の陣営のオリジナル商品について説明する古屋圭司会長
日華懇の臨時総会で総統選で当選した頼清徳副総統の陣営のオリジナル商品について説明する古屋圭司会長

(東京中央社)日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)は22日、臨時総会を開き、5月20日に台湾で開催される総統就任式典への議員団派遣について協議した。式典には米国の議員団も駆けつけるとみられることから、台日米の国会議員による戦略対話の開催を目指す。

台日米の議員による戦略対話は2021年と22年にリモート形式で開催された。3回目は昨年、台湾で初の対面式で実施することが計画されていたが、台湾の選挙によって日程が調整できなかった。

台湾で総統・立法委員(国会議員)選が投開票された13日から3日間の日程で訪台した日華懇会長で自民党の古屋圭司衆院議員は臨時総会で、台湾で感じた選挙の熱気や、総統選で当選した与党・民進党の頼清徳(らいせいとく)副総統、蔡英文(さいえいぶん)総統らとの会談について報告。蔡総統との面会時、退任後に日本に招待したい考えを伝えたことに触れ、この日の会議でも多くの議員から蔡総統を退任後に日本に招きたいとの提案があったと明かした。

総統就任式典への議員団派遣について古屋氏は、5月は日本の国会の会期中であるため、今後国会と協議するとし、できる限り多くの議員の参加を募りたい考えを示した。

また、就任式典の機会を利用し、台日米の議員による戦略対話を対面式で開催できる可能性があるとの見方を示しつつ、台日米の3者間での調整が必要だと述べた。

(戴雅真/編集:名切千絵)

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