南部・台南市の生態保育学会は24日、同市で越冬するクロツラヘラサギの数が今年すでに1500羽以上に達したと明らかにした。
同学会の黄永豊副総幹事は、毎年11月中旬に台湾に飛来するとしながらも、今年はここ数日、季節風に乗って多くのクロツラヘラサギが越冬しに来ていると語った。
クロツラヘラサギの生息数は今年1月の時点で6988羽とされる。うち約6割に当たる4135羽が台湾で越冬し、台南では2088羽が確認されたという。
(張栄祥/編集:齊藤啓介)