北部・新北市で生産される新茶の流通が始まっている。市内で茶の生産が盛んな坪林区公所(役所)は1~2日、同市板橋区の市民広場で茶のPRイベントを開いた。市内の茶葉小売業者などが約60のブースを出し、同市産の茶や食品、雑貨などを販売した。
新北市農業局によれば、同市内で茶の生産量が最も多い坪林区では包種茶の生産が盛ん。今年の包種茶は天候に恵まれたため、水色(すいしょく)が明るく澄んでいて、ランやミカン科の植物「ゲッキツ」、ジャスミンなどのような爽やかな香りがするという。
同局は8~9日、15~16日に坪林区公所(役所)前で同様のイベントを開く。茶類の販売の他、茶を使ったクッキーや酒の手作り体験教室などを行う。