米国の少年野球リーグ「ベーブルースリーグ」が主催する12歳以下の世界大会、カル・リプケンワールドシリーズ(WS)は13日、米国ミズーリ州で世界一決定戦が行われ、台湾が1―2で米国に惜敗した。試合後、涙を拭う選手の姿も見られた。顔天竜監督は「誇りに思っている」と選手たちをたたえた。
台湾代表は4県市から選出された15人からなり、試合前、約20日間の特訓を受けた。顔監督は短期間の訓練にもかかわらず、「非常にチームワークが良く、目標のベスト4を上回った」と語った。
台湾は4回まで米国の打線を抑えていたが、5回裏の投手交代後、一気に2点を奪われ、挽回できなかった。
大会には11カ国から34チームが出場。台湾は初参加だった。