台湾の旅行会社、日本行き個人旅行商品の予約を開始 4泊5日で25万円前後

2022/02/23 11:57
台湾の旅行会社、日本行き個人旅行商品の予約を開始 4泊5日で25万円前後=写真は東京の浅草寺
台湾の旅行会社、日本行き個人旅行商品の予約を開始 4泊5日で25万円前後=写真は東京の浅草寺

(台北中央社)各国が新型コロナウイルスの水際対策を緩和する中、台湾の旅行会社は日本行きのフリープラン商品の予約受け付けを相次いで開始している。価格は航空券と宿泊がセットになった4泊5日のプランで6万台湾元(約25万円)前後。消費者からは「高すぎる」と驚きの声が上がっている。

旅行大手のライオントラベル(雄獅旅遊)は4~5月に出発する東京行きや4~6月出発の北陸行きのフリープランを発売。それぞれ4泊5日で東京行きが1人5万6900元(約23万4700円)から、北陸行きが6万1900元(約25万5300円)からとなっている。

東南旅行社は4月出発の東北行きフリープランの販売を開始した。4泊5日で5万5800元(約23万円)からとしている。

価格高騰について、ある旅行会社の幹部は、主に航空券のコストの増加によるものだと説明。日本国内の観光コストの上昇も影響しているとした。コロナ前は訪日観光市場が成熟し、規模の経済によって訪日旅行が「安く、リーズナブル」なものとなっていたものの、旅行産業のサプライチェーンにおいて各プロセスを担う業者がこの2年で規模の経済に対する自信をなくしたため、価格がつり上がったと分析した。

航空業界関係者は航空券の値上がりについて、第1には感染対策のコストを反映していると指摘。航空機の内外で消毒を強化する必要があるほか、客室乗務員のPCR検査や隔離措置に伴う人件費の増大、機材回転率の低下も影響した。第2には、搭乗率の低下が必至で、コロナ後でも従来の6~7割程度にとどまる可能性があることから、1人当たりの乗客が負担する費用が増えることも要因の一つだとした。

旅行会社の幹部は、現在はまだ海外への団体旅行の出発が禁じられているため、このほど販売開始された海外旅行商品は事業運営上の貢献というよりも、「話題性」の意味合いが強いとの見方を示す。今後、感染状況が落ち着き、訪日旅行の需要が高まれば、価格も次第に以前の水準に戻っていくだろうとした。

(江明晏/編集:名切千絵)

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