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台湾・台南市 茨城県那珂市と友好交流協定 地元の廟が祭る旧日本兵の縁で

2024/05/07 13:59
友好交流協定を結んだ台南市の黄偉哲市長(左)と那珂市の先崎光市長(台南市政府提供)
友好交流協定を結んだ台南市の黄偉哲市長(左)と那珂市の先崎光市長(台南市政府提供)

(台南中央社)南部・台南市は6日、茨城県那珂市と友好交流協定を結んだ。母親が那珂市出身の旧日本兵、杉浦茂峰が台南市の飛虎将軍廟(びょう)に祭られていることが縁で実現したもので、黄偉哲(こういてつ)台南市長は、農産物、教育、スポーツ、相互訪問交流などで絆が深められるとし、友好関係の発展に期待を寄せた。

杉浦は海軍のパイロットで、1944(昭和19)年、台南が空襲を受けたため、迎撃のためゼロ戦で出撃。米軍機との交戦で被弾し墜落する最中も、民家の密集する集落を避けて最後まで畑や養殖池のある場所へ操縦し、その後命を落としたとされる。71年に地元住民らが杉浦を祭る祠(ほこら)を建立し、93年になり廟に改築された。

この日台南市政府永華市政センターで行われた調印式で黄市長は、先崎光那珂市長の長年にわたる相互交流への支持に感謝を示し、協定締結ができることをとても光栄だとあいさつ。7月末に台南で台湾と日本の交流促進を目指して行われる台日交流サミットに、那珂市議の参加を呼びかけた。

先崎市長は、協定締結は双方の都市にとって極めて重要な意義があると語った。

この日は台南と日本の交流を促進する民間団体「財団法人台南市台日文化友好交流基金会」と那珂市で国際交流を図る「那珂市国際交流協会」も国際姉妹会提携を結んだ。同基金会によると、友好関係の継続や青少年・スポーツなどの交流に合意したという。

(楊思瑞/編集:齊藤啓介)

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