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立法院長に当選の国民党韓氏 議会外交で前院長らとの協力に期待/台湾

2024/02/01 18:17
立法院長当選証書を手渡される国民党の韓国瑜氏(左)
立法院長当選証書を手渡される国民党の韓国瑜氏(左)

(台北中央社)新たな任期が始まった立法院(国会)で1日、立法院長(国会議長)を決める選挙の投票が行われ、2回の投票を経て立法院第1党の最大野党、国民党の韓国瑜(かんこくゆ)前高雄市長が選出された。報道陣の取材に応じた韓氏は、院長の座を争った与党、民進党の游錫堃(ゆうしゃくこん)氏やその他の委員らに触れ、議会外交で共に努力したいとする考えを示した。

先月13日の立法委員(国会議員)選(定数113)では民進党の議席数が過半数に届かない51となった一方、国民党が52議席、第3党の民衆党が8議席を獲得していた。立法院長選は立法委員の3分の1の出席で成立し、出席者の過半数の票を得た候補が当選する。1回目の投票で決まらなかった場合、得票数が多い上位2候補を対象にした2回目の投票を行い、得票数の多かった候補が当選する。

1回目の投票は韓氏と游氏の他、民衆党の黄珊珊(こうさんさん)元台北市副市長を合わせた3氏で争われ、韓氏が54票、游氏が51票、黄氏が7票を獲得。いずれも過半数に達しなかったため2回目の投票が行われ、54票を獲得した韓氏が51票の游氏を破り当選した。民衆党の議員8人は投票を見送った。

韓氏の当選を受け游氏は声明を発表。立法委員を辞職する意向を示した。

(王揚宇、林敬殷、温貴香、蘇竜麒/編集:齊藤啓介)

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