アプリで読む
ダウンロード

米国の対台湾窓口トップ「ナウルの決定に失望」 台湾との交流強化強調

2024/01/16 16:55
記者会見に臨む米国在台協会(AIT)のローラ・ローゼンバーガー理事長(右)
記者会見に臨む米国在台協会(AIT)のローラ・ローゼンバーガー理事長(右)

(台北中央社)米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のローラ・ローゼンバーガー理事長は16日、台北市内で記者会見を開き、15日に中華民国(台湾)と南太平洋の島国、ナウルの外交関係が断絶したことについて「ナウルの決定に失望した」との認識を明らかにした。また米国は引き続き台湾との交流を深めて発展させ、相互の利益と価値を強化し、台湾の意義ある国際社会への参加を支持するとした。

外交部(外務省)によれば、ナウルが中国代表権を巡る国連総会2758号決議(アルバニア決議)と一つの中国原則などを理由に中華民国と断交するとの情報を受け、ナウルとの外交関係を即日断絶することを決めたという。

ローゼンバーガー氏は、アルバニア決議では台湾の地位について決められておらず、いかなる国も台湾との外交関係を樹立することや台湾の意義ある国連システムへの参加は排除されていないと強調。アルバニア決議を台湾との断交の理由にする国があることに失望したとした他、世界の期待に沿うものではないと語った。

(呉昇鴻/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
172.30.142.95