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台湾・台中で「マンガ・北斎・漫画」展が開幕 日本の漫画文化の魅力発信

2023/12/17 18:46
中部・台中市の文化施設、帝国製糖工場台中営業所で開幕した企画展「マンガ・北斎・漫画―現代日本マンガから見た『北斎漫画』」の会場=台中市政府提供
中部・台中市の文化施設、帝国製糖工場台中営業所で開幕した企画展「マンガ・北斎・漫画―現代日本マンガから見た『北斎漫画』」の会場=台中市政府提供

(台北中央社)企画展「マンガ・北斎・漫画―現代日本マンガから見た『北斎漫画』」が16日、中部・台中市の文化施設、帝国製糖工場台中営業所で開幕した。同展は日本の独立行政法人、国際交流基金が2016年から世界各地で開いている巡回展で、台湾での開催は初。日本の漫画の起源とされる葛飾北斎や現代の漫画家の作品の展示などを通じ、日本の漫画文化の魅力を伝える。

同市新聞局、日本台湾交流協会台北事務所(日本の対台湾窓口機関)、同基金が共同で主催。会場は日本統治時代の1935(昭和10)年に建てられた製糖工場で、現在はリニューアルされ文化施設として使われている。

開幕式に出席した同局の鄭照新局長は、市が長期にわたって漫画産業の普及を進めており、漫画を通じた日本との良好な交流を保っているとした上で、同事務所や同基金と共に企画展を開けることはとても光栄だと述べた。また国家漫画博物館が今月下旬、同市内にプレオープンすることや、同じく同市内でクリスマスイベント「台中耶誕嘉年華」が開催中であることに触れ、これらと併せての訪問を呼び掛けた。

来年1月14日まで。入場無料。同協会によれば今後、南部・高雄市でも開催予定だという。

(編集:田中宏樹)

展示作品を鑑賞する来場者=台中市政府提供
展示作品を鑑賞する来場者=台中市政府提供
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