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毎年恒例の干支硬貨、ネット販売分が即日完売 辰年で人気高く/台湾

2024/01/08 16:34
中央銀行が発行する今年の干支「辰」がデザインされた額面100元の銀貨
中央銀行が発行する今年の干支「辰」がデザインされた額面100元の銀貨

(台北中央社)中央銀行が発行する今年の干支(えと)「辰」(たつ)をデザインした記念硬貨のインターネット予約販売が8日午前10時に開始され、午後3時半までにネット販売分の4万5000セットが売り切れた。干支の記念硬貨の発行は毎年恒例。辰は特に人気が高い干支であることから、同行は好調な売れ行きを見込んでいた。

販売は台湾銀行が請け負い、インターネット販売の他、22日からは台湾銀行の各支店窓口でも販売される。発行数は合計9万セット。中央銀行によれば、今年は銀の価格の高騰を背景に、販売価格を100台湾元(約466円)値上げし、1900元(約8900円)とした。

額面100元の銀貨と同10元(約47円)の銅合金貨各1枚がセットになっている。銀貨の銀含有量は1オンス(約31.1グラム)。銀貨の表面には一部に金メッキを施した竜が、裏面には南部・高雄市内門区に伝わる民俗芸能「高雄内門宋江陣」をテーマにしたイラストがそれぞれ描かれた。銅合金貨の表面には、縁起が良いとされる竜が玉で遊ぶイラストが、裏面には一部が彩色されたバラの花があしらわれた。

干支の記念硬貨はかつては発売前夜から長蛇の列ができるほどの人気を博していたものの、近年は販売状況が落ち着いていた。中央銀行は辰年の縁起の良さや人気の高さから、今年の記念硬貨の売れ行きに期待を寄せていたが、販売開始後数時間での完売に職員は驚きを示した。

(潘姿羽/編集:名切千絵)

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