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海軍潜水艦から隊員転落 一部は救助過程で落下 3人がいまだ行方不明/台湾

2023/12/26 19:02
海軍の潜水艦「海虎」
海軍の潜水艦「海虎」

(台北中央社)海軍の潜水艦作戦部隊、256戦隊に所属する潜水艦「海虎」から乗組員6人が海に転落した事故で、3人の行方がいまだ分かっていない。国防部(国防省)は26日に開いた会見で、一部の乗組員は海に落ちた他の乗組員を救助する過程で転落したことを明らかにした。

事故は21日、南部・屏東県の離島、小琉球周辺の海域で発生した。同部によれば当時、木製のブイが脱落する異常が発生したため、乗組員4人が回収作業に向かったところ、波が突発的に押し寄せ3人が転落した。続いて救助に向かった7人のうち3人が相次いで海に落ちた。行方不明になっているのは、先に転落した2人と後から救助に向かった1人。

海軍は24日、生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が既に経過したものの、捜索活動をさらに72時間延長すると発表した。26日の会見に出席した海軍司令部参謀長の呉立平中将は、捜索は海上や空中、陸上から行っているとし、潮の流れを考慮して徐々に範囲を広げていくと説明した。

(呉昇鴻/編集:田中宏樹)

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