台湾とタイの旅行業界関係者が一堂に集う観光交流会議が23日、台北で開催された。相互訪問旅行者の目標数を述べ200万人とすることが決められ、交通部(交通省)観光署(観光庁)は、来年新たな施策を推進するとし、速やかな目標達成を目指すとした。
台湾観光協会やタイ旅行代理店協会(TTAA)、タイ旅行業協会(ATTA)が共同で行った会議が行われるのは今回が初めて。観光署の統計によると、2024年の相互訪問数は約151万8900人。
台湾観光協会の葉菊蘭栄誉会長は、台湾―タイ間を結ぶ航空便は週194便あり、相互訪問の潜在力があると指摘。タイからの観光客誘致に注力し、旅行商品の共同開発やマーケティングなどを加速させたいと語った。
会議は来年、タイ・バンコクで開催される予定。