ウナギの養殖が盛んな中部・雲林県の県政府は22日、ウナギをPRする記者会見を開いた。今年は豊漁で求めやすい価格になっているとした上で、消費を呼びかけた。
養殖は主に県西部の口湖郷で行われている。県農業処によれば、県全体の養殖施設の面積は約100ヘクタールで、台湾全体の6割ほどを占める。
雲林県第2ウナギ・エビ生産合作社(生産者組合)の林欲達理事主席は、これまで高品質なウナギのほとんどは日本に輸出されていたが、今年は日本からの注文が少ないため台湾に良質なウナギが残る見込みだと述べ、今年から来年にかけてがウナギを食べる絶好のチャンスだとPRした。
会見では地元飲食店のシェフがウナギを使った創作料理を紹介した。