(台北中央社)任侠シリーズ「日本統一」の10周年記念作品で、台湾で撮影が行われた映画「氷室蓮司」が来月3日に台湾で公開されるのを前に、辻裕之監督や主要キャストの本宮泰風、黒羽麻璃央が25日、作品PRのために台湾を訪れた。黒羽は、台湾で最も好きな食べ物は「火鍋の後に出されるウメジュース」だと明かし、ツウな一面をのぞかせた。
この日開かれた記者会見に出席した辻監督は台湾での撮影について、特別な作品でシリーズ10周年という節目の年を祝おうと考え、海外での撮影を決めたと明かし、脚本においても台湾と日本のつながりを表現しようと熟考したと紹介。同作には、台北市の寧夏夜市や大稲埕、新北市の文化施設「空軍三重一村」などの観光名所の他、台湾らしさがあふれる路地も数多く登場する。辻監督はこれらのシーンによって台湾の風情や文化を日本や世界の観客に届けるとともに、物語とマッチした雰囲気を作り出せればと話した。
日本では4月12日公開。