水際対策大幅緩和の日本、台湾からの観光客急増　11月は前月比約3倍の10万人

台湾人が好んで訪れる旅行先である日本。10月11日から新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和され、これに伴い訪日する台湾人も急増している。

日本政府観光局の統計によると、先月、日本を訪れた台湾人は9万9500人だった。10月の同3万5000人を大幅に上回った他、国・地域別では韓国の31万5000人に次いで2番目に多かった。

多くの外国人観光客でにぎわう東京・浅草の雷門前では30日、台湾人4人が記念撮影する光景が見られ、日本文化を体験しようと、特別に着物をレンタルしたという。南国・高雄からやってきた4人のうち1人が「東京はめちゃ寒い」と感想を吐露しつつ、新潟県では人生初のスキーを楽しんだと明かす。

浅草寺近くの売店では久々の賑わいを喜ぶとともに、店に足を運ぶ台湾人観光客に感謝する姿勢を見せたとか。