(高雄中央社)南部・高雄市の前金小学校吹奏楽部が現地時間22日、チェコ・プラハの「ヤングボヘミア国際青少年音楽祭」で行われたコンクールに出場し、金賞を受賞した。クラリネットを担当した4年生の児童は、音楽でさまざまな国と交流できたと感想を語った。同市教育局が26日、報道資料を出した。
音楽祭は20日から4日間にわたって行われ、同部は街中でのパレードなども行った。観光地の旧市街広場では中華民国の国旗を掲げて国歌を奏で、各国の観光客から注目を浴びた。コンクールでは台湾の民謡を演奏した。
クラリネットパートの6年生の児童は、一生忘れられない思い出になったと感動を表現。欧州の人々に台湾の素晴らしさを知ってもらえただけでなく、各国の団体とも交流できたと語った。パーカッションを担当した6年生と3年生の児童は、多くの国の参加者と写真を撮ってインスタグラムでシェアしたり、国旗やあめを交換したりし、たくさんの収穫があったと口をそろえた。
14カ国から19の吹奏楽団やオーケストラ、合唱団が参加し、8歳から26歳までの若者が日頃の練習の成果を披露した。同局によれば、同部は参加団体の中で比較的年齢が低いグループだったという。