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総統選/日本の対台湾窓口会長、総統選勝利の頼氏や蔡総統と面会 日台連携での地域発展に期待

2024/01/14 14:45
蔡英文総統(右)と握手を交わす日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長=14日、裴禛撮影 
蔡英文総統(右)と握手を交わす日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長=14日、裴禛撮影 

(台北中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長は総統選から一夜明けた14日、総統府で蔡英文(さいえいぶん)総統と面会した。総統府を訪れる前、総統選で勝利した与党・民進党の頼清徳(らいせいとく)副総統と面会したことを明かし、今後日台の連携によって東アジア地域の発展を共に促進し、世界平和のために努力していけるよう期待を寄せた。

総統選では頼氏と副総統候補の蕭美琴(しょうびきん)前駐米代表(大使に相当)のペアが4割の得票率で当選を決めた。

大橋氏はあいさつで、総統府訪問前に頼氏、蕭氏と会い、祝福を伝えたと紹介。選挙の結果が出るまでは誰が当選するのか全く予想できなかったとしつつ、総統選で民進党が勝利を収めたことは、蔡総統と台湾の各界の重要人物が推し進めた政策と実行能力が人々から評価された成果だと語った。その上で、次期総統となる頼氏が蔡総統の仕事を引き継ぎ、次の総統の指導の下で台湾の各方面の発展がさらに促進されるよう願った。

また、能登半島地震で台湾が日本に寄付金を提供した他、人的支援を申し出たことにも触れ、日本政府や被災地の人々から、自身が蔡総統と面会する機会を通じて台湾への感謝を伝えるよう要請されたと明かした。

蔡総統は、総統選が終わってすぐに大橋氏が総統・副総統当選者のもとを訪れ、祝意を伝えたことは台日間の友情の表れだとし、双方が今後、連携のために努力し、台日関係がさらに向上するよう期待を示した。

面会には同協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)や謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表らも同行した。

(葉素萍/編集:名切千絵)

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