新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東部・台東県卑南郷と鹿野郷で31日、本来は農薬を散布する農業用散布車を動員した路地の消毒作業が行われた。
台東県農会(農協)の楊招信理事長によると、県の環境保護局や郷公所(役場)は27日に卑南郷初鹿地区の消毒作業を行ったものの、大通りしか走らないことが分かり、地元の農家に協力を依頼したという。
卑南郷明峰村の呉勝雄村長は、小型の散布車は路地の奥まで入って行けると語り、消毒作業に汗を流した。
(盧太城/編集:齊藤啓介)