台北地方検察署(地検)は10日、証券取引法上の特別背任や刑法上の背任容疑などで馬英九前総統を在宅起訴した。起訴状では、馬氏が中国国民党の党首を務める期間中の2005年12月から2006年12月の間、同党の傘下にある開発会社や党本部ビル、党所有のテレビ・ラジオ・映画制作などの関連会社を不当な手段かつ相場より低い価格で売却した疑いが持たれている。2008年の総統選挙出馬を目指す馬氏が党や自身のイメージアップを図るためとされている。
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