北部・新北市を走る新北メトロ環状線は、東部海域で3日に起きた地震により高架橋や線路が損傷し、板橋―中和間で不通が続いている。地震後初の出勤日となった8日には板橋駅で代行バスを待つ長い行列ができたが、9日にはバスの運行区間が見直された他、本数が増やされ、目立った混雑は解消された。
環状線は現在、新北産業園区―板橋間と中和―大坪林間でそれぞれ区間運転を実施。代行バスは9日から板橋―中和間と板橋―大坪林間で運行されている。
新北メトロ板南線や台湾鉄路(台鉄)などの乗換駅となる板橋駅ではこの日午前、代行バスが次々と到着した他、職員が誘導するなどして乗客をさばいた。代行バスの列に並んだ人は、前日よりも状況が改善されたと語った。