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頼副総統「民間と協力しバリアフリー環境築く」 ダウン症啓発展を見学/台湾

2024/03/17 13:20
ダウン症の啓発などを目的とした特別展のPR記者会見であいさつする頼清德(らいせいとく)副総統=16日、新北市で楊侃儒撮影
ダウン症の啓発などを目的とした特別展のPR記者会見であいさつする頼清德(らいせいとく)副総統=16日、新北市で楊侃儒撮影

(新北中央社)頼清徳(らいせいとく)副総統は16日、北部・新北市で開催中のダウン症の啓発などを目的とした特別展を見学した。頼氏は記者会見で、政府と民間が協力して心身に障害がある人が直面する困難を減らし、バリアフリーの環境を築いていくと述べた。

展覧会は国連が制定する3月21日の「世界ダウン症の日」に合わせ、中華民国ダウン症基金会が主催。頼氏の見学は4年連続となった。

頼氏は、社会的弱者やケアを最も必要とする人たちのことを政府は永遠に忘れないと言及。法制度をより充実させる必要があるとし、今後5年以内に政府は400億台湾元(約1900億円)以上を心身障害者のケアに投じるとの考えを示した。

また、国の偉大さは国土の広さや人口の多さ、武器の強さではなく、文明のレベルにあるとした上で、台湾の2350万人全員がケアを受けられ、この土地で楽しく過ごすことこそが偉大さの指標だと語った。

特別展は同市新店区の商業施設、YES!LIFE裕隆城内で31日まで。

(楊侃儒/編集:田中宏樹)

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