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訪日中の江立法副院長「日米との安保協力を追求していく」

2024/03/12 15:02
自民党の麻生太郎副総裁(右)と面会する立法院の江啓臣副院長(同院提供)
自民党の麻生太郎副総裁(右)と面会する立法院の江啓臣副院長(同院提供)

(台北中央社)日本を訪問中の立法院(国会)の江啓臣(こうけいしん)副院長(副議長)は11日、国民民主党の玉木雄一郎代表と自民党の麻生太郎副総裁と面会した。江氏は、今年1月の立法委員(国会議員)改選後、初めて議員外交を行うのが日本であることについて、日本や米国など理念の近い国とより積極的に安全保障分野の協力を追求すれば、地域の安定がもたらされると述べた。

東京で開催中のアジア太平洋国会議員連合(APPU)の総会参加のため、江氏をはじめ超党派14人の立法委員が訪日。議員団は11日、玉木氏と麻生氏とそれぞれ面会した他、台湾・日本・パラオによる3者協議、APPU理事会に出席した。

立法院によると、玉木氏と麻生氏はともに議員団の訪日を歓迎し、台日友好関係がさらに高いレベルとなることを期待した。麻生氏は、日本の若手改革派議員と台湾の各政党との交流を深め、密接なパイプラインができれば、台湾有事があった時、効果的な協力関係をスタートさせられると話した。

江氏は、台湾海峡の安定は国際的な安全と繁栄に不可欠な要素だと強調。また新国会発足後初めての外交の場が日本であることについて、両国は経済貿易関係だけでなく、自由や人権、法の支配など核心的価値観が一致した安全保障上のパートナーだと話した。

今回のAPPUのテーマである気候変動と防災・減災について江氏は、今回の総会を通じて、台湾、日本、全ての参加国と大規模災害の減災・防災での協力が拡大することを期待しているとした。

(王承中/編集:中村充孝)

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