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台湾の経済団体、九州経済連合会とオンラインで交流 経済部、パートナー関係構築願う

2024/03/13 11:46
イメージ(中央社資料写真)
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(台北中央社)台湾の経済団体、中華民国工商協進会は12日、九州経済連合会とオンライン形式で「台湾・日本(九州)経済交流フォーラム2024」を開催し、半導体や革新分野での新たな結び付きの強化をテーマに交流した。経済部(経済省)国際貿易署の江文若署長は、将来的に半導体や高速通信規格「5G」、人工知能(AI)などの分野で日本の産業と戦略的協力パートナーになれるよう期待を寄せた。

フォーラムでは九州と台湾の経済交流促進のため、双方のビジネス・投資環境をはじめ、投資支援策や企業の進出事例などが紹介された。

江氏は、台日の経済、貿易分野での交流が今後も深化し続けるよう願い、半導体の重要物資であるガリウムヒ素などの関連材料設備は引き続き台湾に根を下ろすと語った。

金融大手、台新ホールディングス(台新金控)の董事長(会長)を務める工商協進会の呉東亮理事長は、半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出で台湾の金融業も相次いで九州に拠点を開設していると述べ、傘下の台新銀行の福岡出張所が来月23日に開業すると明らかにした。

台湾の金融業では、玉山銀行が昨年7月に福岡支店を開業した他、中国信託商業銀行(CTBC)傘下の東京スター銀行は同12月に熊本に拠点を開設した。台湾銀行も福岡に出先を開設する予定。

(羅元駿/編集:名切千絵)

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