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台湾周辺に中国軍用機10機 うち無人機1機が本島最南端約80キロまで接近

2024/03/13 13:41
中国の軍用機の動きを示す略図(国防部HPから)
中国の軍用機の動きを示す略図(国防部HPから)

(台北中央社)国防部(国防省)は13日、同日午前6時までの24時間に、中国軍用機延べ10機、軍艦延べ9隻が台湾海峡周辺で継続的に活動していることを確認したと発表した。軍用機のうち延べ4機が同海峡の暗黙の境界線である「中間線」を越えて台湾の南西や東部の空域に進入した。

同部によると、進入した軍用機のうち無人機1機が、台湾南西から東部にかけて飛行。台湾最南端・ガランピ(鵝鑾鼻)からわずか約42カイリ(約78キロ)の距離まで一時接近した。この他、中間線西側で主力戦闘機や無人機延べ6機、南西空域で補助戦闘機と無人機延べ3機を確認した。

国軍は軍用機や軍艦、沿岸に配備したミサイルシステムを用いて厳密に監視し、適切に対処したとしている。

(呉書緯/編集:中村充孝)

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