(台北中央社)台北市の繁華街、西門町の路上で14日未明、複数の男が相次いで発砲し、発砲した男1人を含む男性4人が銃弾を受けて負傷した。知人同士のトラブルが原因とみられる。警察は15日までに、発砲した疑いのある3人を含む男5人の身柄を拘束した。
発砲があったのは台北メトロ(MRT)西門駅近く。14日午前3時半ごろ、台北市政府警察局万華分局に通報があった。負傷した4人はそれぞれ胸や腕、脚などを撃たれた。いずれも命に別条はないという。
その後の調べで、誕生日パーティーで起きた口論が発端となったことが分かっている。一度は落ち着いたものの、容疑者の1人が報復のために他の容疑者を連れて再度現れ、事件に発展したという。
警察はこれまでに、槍砲弾薬刀械管制条例(銃刀法に相当)違反や秩序妨害、殺人未遂などの疑いで男5人の身柄を拘束した他、拳銃3丁を押収した。