(東京中央社)大阪市内で開催されている第19回大阪アジアン映画祭で7日、同映画祭に作品を出品している台湾の映画監督らが集結する「TAIWAN NIGHT」が開かれた。同映画祭では文化部(文化省)の協力で特集企画「台湾:電影ルネッサンス2024」が組まれ、7作品がラインナップされている。
特集企画に選ばれているのは、ウェイ・ダーション(魏徳聖)監督の「BIG」やジン・ジアフア(靳家驊)監督の「トラブル・ガール」(小曉)、リエン・ジエンホン(練建宏)監督の「サリー」(莎莉)など。「トラブル・ガール」と「サリー」の2作品はコンペティション部門にも名を連ねている。
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターの王淑芳センター長はTAIWAN NIGHTのレセプションでのあいさつで、台湾は自由や民主主義、多様な文化といった特質を有しているからこそ多くの素晴らしい映画を生み出していると紹介。特集企画によって台湾映画の日本での公開を促し、今回の参加作品が好成績を挙げられるよう期待を寄せた。
同映画祭は10日まで。