台湾海峡の離島、澎湖県馬公市の砂浜に、大量のアオサが漂着し、約4キロにわたって緑のじゅうたんが敷かれたようになっている。
行政院(内閣)農業委員会水産試験所澎湖海洋生物研究センターの謝恒毅主任によると、アオサは通常、有機物の多い場所や穏やかな水域に繁殖し、毎年2~5月が成長の最も活発な時期だという。今年は連日高温が続いて水温も上昇し、岩礁などに生息していたものが砂浜に流されたのではとの見方を示した。また食べることもできるが、大部分は飼料や肥料にされると語った。
(編集:齊藤啓介)