(台北中央社)今季からプロ野球・オイシックス新潟アルビレックスBCに所属する陽岱鋼は28日、台北市内のホテルで記者会見を開き、日本ハムの稲葉篤紀2軍監督からの誘いをきっかけに同球団に加入したと明かした。
台湾出身の陽は2006年から21年にかけて日本ハムと巨人でプレー。巨人退団後、昨季までは米独立リーグなどに所属し、今月、オイシックスと契約した。オイシックスは今季から2軍公式戦に参加する。
稲葉氏は日本ハム時代のチームメート。米国滞在中に稲葉氏から電話があり、2軍の試合への注目度を高めたいとしてオファーされたという。
陽は台湾の人々に球団を知ってもらいたいとし、新潟に来訪しての観戦を呼びかけた。3年ぶりに日本に戻ることについては、日本での生活が長かったとし、慣れ親しんだ場所に帰るのは安心だと語った。