台中市政府は21日、市内の霧峰で、国内外の非政府組織(NGO)の交流を目的とする「INGOセンター」の看板除幕式を行った。1950年代に戦後初のニュータウンとして建設され、台湾省の職員宿舎が設けられた光復新村の古い官舎を修復・再利用するプロジェクトの一環として同センターを設立し、入居者の誘致に取り組んできた同市。林佳龍市長は、総工費1億台湾元(約3億7000万円)近くを投じてさらに66軒の官舎を修復する計画が近々始動すると明かし、図書館やレストランなどが完備し、周辺には観光スポットもある同地がより多くの国際組織を引き付けることに期待を示した。