台湾の非政府組織(NGO)、中華文化総会は昨年から、伝統を守り続ける職人にスポットを当てた3~5分間のドキュメンタリーフィルム「匠人魂」シリーズを制作し、インターネットで公開している。同会の李厚慶副秘書長によると、視聴者に伝えたいのは技術ではなく、台湾文化の味わいをかたくなに守る職人たちの生き方。最新作「千金一刻」の主役は、1910(明治43)年創業の「金和貴銀楼」(台北市万華区)3代目、鍾春忠さん(75)だ。
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