元西武の呉念庭、台湾の社会人チーム「全越運動」に入団 3月下旬リーグ戦開幕

（台北中央社）昨季限りで埼玉西武ライオンズを退団した呉念庭が、台湾の社会人チーム「全越運動」に入団し、7日に台北市内でメディア懇談会に出席した。3月下旬の春季リーグ開幕に備え、実戦を含めた調整を続けている。

呉は台湾に帰国後、全越のトレーニングセンターで練習を続けてきた。日本で使用していたものと同じ器具や室内打撃練習場があり、トレーナーもいるなど環境が充実しており、チームとして一緒に練習したいと、所属することを決めた。

5日には台湾プロ野球、富邦ガーディアンズとの練習試合に出場し、本塁打を放った。呉は「（入団後の）初実戦なので投手との対戦は慣れない感じがしたが、最近は練習での調子もよく、力を発揮できた」と話し、開幕が迫る春季リーグに向けて準備を整えている。

ポジションは内野手、背番号は93。