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台湾中部のレールバイク、延伸へ 王交通相、外国人観光客の増加に期待

2024/03/28 17:49
旧山線レールバイクを楽しむ王国材交通部長(手前左)ら(苗栗県政府提供)
旧山線レールバイクを楽しむ王国材交通部長(手前左)ら(苗栗県政府提供)

(苗栗中央社)中部・苗栗県にある鉄道の廃線跡を再利用した旧山線レールバイクを巡り、県政府などが延伸を計画している。王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)は27日、現地を視察して延伸を支持する考えを表明。さらに多くの外国人観光客を引き付けたいと語った。

旧山線は日本統治時代に開業。新線開業に伴い1998年に廃止されたが、観光発展のため、2019年にレールバイクの正式運行が始まった。現在の区間は同県三義郷旧勝興駅から6号隧道(6番トンネル)入り口までの約5.7キロメートルだが、県と中部・台中市はさらに4.6キロメートル南下した台中市の旧泰安駅まで延伸することで一致している。

王氏は、1カ月当たり延べ約4万人が利用しており、運営は成功していると強調。安全性などを考慮した上で、実行可能性があると評価されれば、交通部(交通省)は支持すると語った。

レールバイクを運行する企業のトップは、昨年延べ約45万人が利用し、毎月約7千人の外国人利用者がいたとし、延伸後には年間延べ約38万人の利用増が見込まれるとし、さらに多くの外国人観光客に旧山線の自然や文化の美しさを体験してもらいたいと語った。

(管瑞平/編集:齊藤啓介)

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