(大阪中央社)彰化銀行は25日、大阪市北区に先月開設した東京支店大阪出張所の開業を祝う式典を同市内で開いた。式典に出席した同行の凌忠嫄董事長(代表取締役)は、日本経済全体の発展性や関西が日本第二の経済圏であることに加え、台湾企業の関西地域への投資比率が高いことに目を付けたと述べ、現地の台湾企業にさらに良質なサービスを提供していくと意欲を見せた。
同行は1992年に東京支店を開設。大阪出張所は日本で2カ所目の拠点となる。
式典には大阪府や大阪市の関係者も参加した。大阪府の阪本哲也政策企画部成長戦略局国際金融都市推進監は、同行の大阪出張所開設に感謝を表明。同行が大阪を選んだのは、大阪や関西地域の成長の可能性や発展性を高く評価したからだと聞いているとし、これに喜びを示した。
同行は日本の地方銀行との提携を順次進めていくと説明。出張所の形で日本各地に拠点を設けていく方針だとしている。