(台北中央社)人工知能(AI)を活用した最新技術を展示する「AI エキスポ タイワン」(台湾AI博覧会)が24〜26日、台北市のコンベンション施設「花博争艶館」で開かれた。250を超える企業とブランドが集まり、担当者らが、来場者に製品をアピールした。
テクノロジー産業などを専門とするメディア「DIGITIMES」などが主催。会場には、撮影した写真を即時にイラスト風の画像に仕上げる技術を紹介するブースや、CGを利用した仮想の人間「バーチャルヒューマン」が、ニュース原稿を24時間読み続けるAIなどが並んだ。
主に半導体業界向けにサービスを提供する「ゴーエッジ.ai」(優智能)は、集積回路などの製造工程のデータを分析したAIが、生産に必要な処理作業をサポートするなど、エンジニアを手助けするシステムを開発。陳建志最高経営責任者(CEO)は、これまで半自動で7日かかっていた作業が、AIと最適化、複数作業の同時進行を通じて8時間以内で完了できるとPRした。
(中村充孝)