(台北中央社)超党派の立法委員(国会議員)でつくる第11期「台日交流聯誼会」の発足式が25日、台北市内で開かれた。会長に就任した第1党・国民党の韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)は、立法院(国会、定数113)は日本との交流を非常に重視しているとし、会員数が100人を突破できるよう期待を寄せた。
同日時点で70人余りの立法委員が参加している。副会長には洪孟楷立法委員(国民党)、邱議瑩立法委員(民進党)、黄珊珊立法委員(民衆党)の3人が選ばれた。
韓氏はあいさつで、台日関係は「心と心の付き合い」だと述べた。また3日に東部海域で地震が発生した際に日本の各界が金銭的支援をしてくれたと言及。台日は長年にわたって自然災害の際に助け合ってきたとし、将来も交流を推進し続けられればとした。
発足式には日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)も出席した。片山氏はあいさつで、多くの立法委員が同会に参加し、立法院長が会長を務めるのは立法院と台湾の民意が台日関係を重視していることの表れだと語った上で、双方の関係強化に期待を寄せた。