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WHO総会 台湾の招待、現時点でなし=保健相 来月末にスイスで開幕

2024/04/24 13:59
イメージ(2019年、ジュネーブで撮影)
イメージ(2019年、ジュネーブで撮影)

(台北中央社)薛瑞元(せつずいげん)衛生福利部長(保健相)は24日、スイス・ジュネーブで現地時間5月27日に開幕する世界保健機関(WHO)の年次総会の招待状を、同日時点で受け取っていないと明らかにした。

薛氏は立法院(国会)社会福利・衛生環境委員会への出席前に報道陣の取材に応じた。5月20日には頼清徳(らいせいとく)副総統が総統に就任し、新内閣が発足する。仮にWHO総会への参加が認められた場合、新しく衛生福利部長に就任すると発表されている邱泰源(きゅうたいげん)氏(台湾大学病院医師)が代表団を率いて出席する予定だと説明した。

台湾は2009年から16年までオブザーバーとしてWHO総会に参加していたが、17年以降は中国の反対で招かれていない。政府は同年以降も、新型コロナウイルス流行の影響が大きかった20年、21年を除き毎年、衛生福利部長や同部の政務次長などが率いる代表団をジュネーブに派遣している。

外交部(外務省)によれば昨年の総会では、中華民国(台湾)と外交関係を有する国の他、日本や米国、欧米諸国など計25カ国が台湾の参加を支持すると表明した。

(沈佩瑤/編集:田中宏樹)

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