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台湾、大学新卒者の月給平均約16万円 前年比3.9%増=労働部

2024/05/02 11:34
新卒初任者の男女間賃金格差を示すグラフ
新卒初任者の男女間賃金格差を示すグラフ

(台北中央社)労働部(労働省)は4月30日、2023年の新卒初任者の給与に関する統計を発表した。大学新卒者の月給は平均3万3000台湾元(約16万円)で、前年に比べて3.9%上昇した。

統計によれば、学校を卒業して初めて就職した人は15万6000人。最終学歴別では大卒が73.4%と最も多く、大学院卒16.8%、高卒7.0%と続いた。

新卒初任者全体の平均月給は前年比2.9%増の3万5000元(約17万円)。男女別では男性が3万7000元、女性が3万4000元だった。男性の賃金を100とした場合の男女間賃金格差は92.0となり、格差は前年の89.7から2.3ポイント縮小した。労働部は男女間賃金格差について、学歴別で開きが最も大きいのは院卒者だとし、賃金が比較的高い科学技術分野や工学分野に就業する男性の人数が比較的多いためだと説明した。

(呉欣紜/編集:名切千絵)

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