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リン・ボーホン、デビュー作の監督と台北映画祭CM撮影 「最初の自分」と再会/台湾

2024/05/03 19:07
台北映画祭CMの発表会で談笑するリン・ボーホン(右)とフー・ティエンユー監督
台北映画祭CMの発表会で談笑するリン・ボーホン(右)とフー・ティエンユー監督

(台北中央社)俳優のリン・ボーホン(林柏宏)が出演する2024台北映画祭のイメージCMが2日、公開された。ボーホンは同CMで、15年前に撮影した自身の映画デビュー作「帯我去遠方」でメガホンを取ったフー・ティエンユー(傅天余)監督と再びタッグを組んだ。CMには、ボーホンが俳優としての「最初の自分」と再会する場面が写し出されている。

ボーホンは今年の同映画祭PR大使を務める。CMは「時間が持ち去ったものは映画に残されている」をテーマにし、「帯我~」のワンシーンも盛り込まれた。CMの発表会がこの日、台北市内で開かれ、ボーホンとフー監督が出席した。

フー監督は「帯我~」でボーホンを主演に起用した背景について、当時音楽オーディション番組に出演していたボーホンが気まずい表情を浮かべているのを目にし、声を掛けようと即座に思ったと紹介。今回のCMでは当時の「うつむいて恥ずかしそうにほほ笑む」表情を再現するようボーホンに求めたと明かした上で、その理由について、この表情は「帯我~」の撮影時にはボーホンをとても魅力的に見せるものだったものの、近年はあまり見られないからだと話した。

現在36歳のボーホンは、今の心持ちは20歳余りの時とは違うと語り、「時間をまたぐ作品、作品の中で登場人物の成長や変化が見られる作品に参加したい」という考えが心の中にあると話した。

台北映画祭は台北市内で6月21日から7月6日まで開かれる。

(王心妤/編集:名切千絵)

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影片來源:台北電影節 Taipei Film Festival
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