(台北中央社)史哲(してつ)文化部長(文化相)は14日、文化部(文化省)が計画を進める台湾建築文化センターについて、2026年に開館させる予定だと明らかにした。台北市の国立台湾博物館鉄道部園区内にある既存の建物を活用し、1億6千万台湾元(約7億7千万円)を投じて整備する。
史氏はこの日、同部が開いた「国際博物館の日」の記者会見に出席した。同センターの開設は台湾の博物館界にとって大きな意義があると言及。国に建築文化センターがなければ、台湾人の生活の美学などを国際社会に向けて説明するのは難しいと述べた。
センターの設置場所に既存の建物を選択したことについては、早期に開設するためだと説明。身軽な状態で始動させ、いち早く展示を始めたい考えを示した。