台湾では旧暦5月5日の端午節(今年は6月10日)に、ちまきを食べる習慣がある。ちまきを手作りする人が年々減っており、各飲食業者はちまきの開発にしのぎを削っている。中部・台中市で結婚式場や飲食店を営む新天地餐飲グループは今年、1.8キロの巨大ちまきを販売する。
巨大ちまきは、煮込み豚足やアワビ煮、北海道産ホタテ、シイタケ、栗、卵の黄身の塩漬けなどの具材と味がしみ込んだおこわがハスの葉に包まれている。同社は1個を家族全員で分け合って食べられるとPRしている。
(郝雪卿/編集:田中宏樹)