南部・高雄市で19日、性的少数者(LGBTQ+)の平等を訴えるパレード、高雄プライド(高雄同志大遊行)が開催された。主催団体によると約3万人が参加したと予測している。
今年で13回目となる同イベントは新型コロナウイルスの影響により2年ぶりの実施。主催団体の関係者は、同性カップルは国際結婚や本来の家庭で生活できない子供を育てる「養育里親」の認定などに障害があり、多くの人はLGBTQ+の人たちが何を求めているか理解していないと指摘。同性婚が可能になった後もパレードを継続して開催する理由を説明した。
(洪学広/編集:齊藤啓介)