東部・花蓮県の景勝地、太魯閣(タロコ)国家公園に設置されている遊歩道が整備作業のため一時閉鎖される。防護柵の更新や舗装、塗装工事などを進めることで来訪者が安全に安心して散策できる環境を確保する。
整備が行われるのは砂卡噹、得卡倫、小錐麓の3つの遊歩道。同公園管理処によれば、工事は17日から順次実施され、9月上旬に完成を目指す。工事期間中、遊歩道の一部または全線で通行止め規制が実施される。
太魯閣国家公園は9万2000ヘクタールの広さを誇る山岳国家公園で、圧巻のタロコ峡谷で知られる。雲、霧、夕日などの自然景観にも恵まれており、年間約100万人の観光客を引きつける。